本田貴子(声優)のキャラ一覧と代表作アニメから洋画吹替まで

本田貴子さんの声優としての活躍を徹底解説!アニメキャラから洋画吹替まで幅広い演技の魅力に迫ります。彼女の代表作や演じたキャラクターの特徴とは?あなたはどの役が印象に残っていますか?

本田貴子(声優)のキャラ一覧と代表作

本田貴子(声優)プロフィール概要
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基本情報

1972年8月14日生まれ、東京都出身。身長173cm。大沢事務所所属。勝田声優学院10期出身。

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演技の特徴

初期は少年役が多かったが、現在は大人の女性役を多く担当。理知的なキャラクターから色気のある役まで幅広く演じる。

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主な活動

アニメ声優、洋画吹替、ナレーションと多岐にわたる活動を展開。ミラ・ジョヴォヴィッチなど海外女優の吹替を多数担当。

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本田貴子の声優としてのキャリアと特徴的な演技スタイル

本田貴子さんは1972年8月14日生まれ、東京都出身の声優・ナレーターです。身長173cmという日本人女性としては高身長で、スタイルの良さも特徴的です。勝田声優学院10期生として声優キャリアをスタートさせ、現在は大沢事務所に所属しています。同期には今井由香さん、倉田雅世さん、橘U子さんなど多くの実力派声優がいます。

 

デビュー初期は元気な少年役を多く演じていましたが、キャリアを重ねるにつれて、洋画吹き替えでの成人女性役を数多く担当するようになりました。その経験がアニメでの役柄にも影響し、現在では大人の女性役が増えています。

 

演技の幅は非常に広く、男勝りなタイプ、姐御肌タイプ、理知的なしっかり者タイプ、色気のある大人の女性など、多様な役柄を演じ分けています。特に阿部記之監督作品の常連声優としても知られており、長年にわたり信頼を得ています。

 

また、CMナレーションの分野でも活躍しており、「吸引力の変わらないただ一つの掃除機」や「ニャンキュッパ」など、印象的なCMを多数担当しています。1998年から現在まで25年以上にわたり第一線で活躍し続ける、日本を代表する実力派声優の一人です。

 

本田貴子が演じたアニメキャラクター一覧と代表作品

本田貴子さんが演じたアニメキャラクターは多岐にわたります。年代別に代表的な作品とキャラクターを見ていきましょう。

 

【2000年代前半の代表作】

  • 『NARUTO -ナルト-』みたらしアンコ役
  • 『ヒカルの碁』日高由梨役
  • 『フィギュア17 つばさ&ヒカル』小川真二役
  • 『サイボーグ009 THE CYBORG SOLDIER』009/島村ジョー(子供時代)役

【2000年代中盤の代表作】

  • 『地獄少女』骨女役(シリーズ全4作に出演)
  • 『SPEED GRAPHER』銀座ひばり役
  • 『トリニティ・ブラッド』カテリーナ・スフォルツァ役
  • 『銀魂』ヴァネッサ役

【2010年代の代表作】

  • 『DARKER THAN BLACK -黒の契約者-』エイプリル役
  • 『ROBOTICS;NOTES』伊禮瑞榎役
  • 『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞』ジル役
  • 『名探偵コナン』白鳥任三郎(少年時代)、寅倉実那、井上春香、メアリー・世良(2代目)など複数役

【2020年代の代表作】

  • 『僕のヒーローアカデミア』好奇心(チトセ・キズキ)役
  • 『七つの大罪 黙示録の四騎士』リヴェット役
  • 『ソラいろユーティリティ』めぐみ役
  • 『悪役令嬢転生おじさん』屯田林美津子役(2025年放送予定)
  • 『アポカリプスホテル』マミ役(2025年放送予定)

特に『地獄少女』シリーズの骨女役は、2005年から2017年まで長期にわたり演じ続けた代表的なキャラクターの一つです。また、『名探偵コナン』では複数のキャラクターを担当し、2010年から2024年現在まで長く関わっている作品となっています。

 

本田貴子の洋画吹替における代表的な担当女優と作品

本田貴子さんは洋画吹替の分野でも非常に活躍しており、多くのハリウッド女優の日本語吹替を担当しています。特に以下の女優の専属声優として知られています。

 

【ミラ・ジョヴォヴィッチ】
本田さんが公認の吹替声優として知られており、特に『バイオハザード』シリーズのアリス役で多くのファンに認知されています。ミラの凛とした強さと美しさを見事に表現しています。

 

【シャーリーズ・セロン】
『マッドマックス 怒りのデス・ロード』のフュリオサ役など、強く知的な女性キャラクターを演じるセロンの吹替を多数担当しています。

 

【ハル・ベリー】
『X-MEN』シリーズのストーム役など、ハル・ベリーの演じる知的で強い女性キャラクターの吹替を担当しています。

 

【ヒラリー・スワンク】
『ミリオンダラー・ベイビー』のマギー・フォッツジェラルド役など、芯の強い女性キャラクターの吹替を担当しています。

 

その他にも、サンドラ・ブロック、ロザリオ・ドーソン、ケイト・ブランシェット、ペネロペ・クルスなど、多くの一流女優の吹替を担当しています。2006年には、ララ・クロフト役でアツコ・タナカの後を継ぎ、『トゥームレイダー』シリーズの日本語吹替も担当しました。

 

本田さんの吹替は、原語の雰囲気を尊重しながらも日本人視聴者に伝わりやすい演技が特徴で、海外女優の魅力を日本語でも損なわないその技術は高く評価されています。

 

本田貴子が演じたゲームキャラクターと特徴的な役柄

本田貴子さんはアニメだけでなく、多数のゲーム作品でも声優として活躍しています。彼女が担当した主なゲームキャラクターを紹介します。

 

【1990年代】

  • 『レイディアントシルバーガン』シャロン役(1998年)

    初期のゲーム声優作品として知られています。

     

【2000年代前半】

  • 『SOCOM II』HQ役(2003年)
  • 『ザ・タイピング・オブ・ザ・デッド』ジェームス少年役(2004年)

    少年役を担当していた時期の作品です。

     

【2000年代中盤】

  • 『サモンナイトエクステーゼ 夜明けの翼』ユヅキ役(2005年)
  • 『FRONT MISSION5 Scars of the War』リン・ウェンライト役(2005年)
  • 『ローグギャラクシー』アンジェラ・シーズ、ファブル役(2005年)
  • 『トゥームレイダー: レジェンド』ララ・クロフト役(2006年)

    2006年から2009年まで3作品でララ・クロフト役を担当しました。

     

【2000年代後半】

  • 『オーディンスフィア』エルファリア、オデット役(2007年)
  • 『ゴッド・オブ・ウォーII 終焉への序曲』ラケシス役(2007年)
  • 『幻想水滸伝ティアクライス』リズラン役(2008年)
  • 『ソウルキャリバーIV』アンゴル・フィア、修羅役(2008年)

【2010年代以降】

  • 『フェアリーテイル』アイリーン・ベルセリオン役(2019年〜)

    2024年の『フェアリーテイル 2』でも同キャラクターを担当しています。

     

本田さんのゲーム声優としての特徴は、初期は少年役が多かったものの、キャリアを重ねるにつれて強い女性キャラクターや知的な女性キャラクターを多く担当するようになったことです。特に『トゥームレイダー』シリーズのララ・クロフト役は、前任の田中敦子さんからバトンを受け継いだ重要な役柄として知られています。

 

また、RPGからアクションゲーム、格闘ゲームまで幅広いジャンルのゲームに出演しており、そのバーサティリティの高さも本田さんの魅力の一つです。

 

本田貴子の声優としての魅力と今後の活躍予定作品

本田貴子さんの声優としての最大の魅力は、その多彩な声色と表現力にあります。初期は少年役を多く演じていましたが、現在では理知的な大人の女性から色気のある役まで、幅広いキャラクターを演じ分けています。173cmという高身長と相まって、凛とした雰囲気を持つ女性キャラクターの声を担当することが多いのも特徴です。

 

また、洋画吹替での経験が豊富なことから、セリフの間(ま)や感情表現に深みがあり、キャラクターに説得力を持たせる技術に長けています。特にミラ・ジョヴォヴィッチやシャーリーズ・セロンといった強い女性像を演じる海外女優の吹替を多く担当していることから、強さと知性を兼ね備えたキャラクターの演技に定評があります。

 

2025年の出演予定作品としては、『アポカリプスホテル』のマミ役、『悪役令嬢転生おじさん』の屯田林美津子役、『空色ユーティリティ』のめぐみ役などが発表されています。特に『アポカリプスホテル』は2025年4月放送開始予定の新作アニメで、本田さんの新たな代表作となる可能性を秘めています。

 

長年のキャリアを持ちながらも、常に新しい挑戦を続ける本田さんの今後の活躍にも注目が集まっています。特に近年は『僕のヒーローアカデミア』の好奇心(チトセ・キズキ)役など、人気作品での重要な役柄も増えており、ベテラン声優としての地位を確立しつつも、さらなる飛躍が期待されています。

 

また、ナレーターとしての活動も継続しており、CMや番組ナレーションなど、声優業以外の分野でも幅広く活躍しています。これからも多方面での活躍が期待される、日本を代表する実力派声優の一人です。

 

本田貴子さんの最新情報やプロフィールについてはアニメイトタイムズの公式ページで確認できます